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学園新聞「予言Times」第8号『ソールの“6%”のはなし』

10月01日 18:47
お知らせ
予言者育成学園 Fortune Tellers Academy

―第8号―



こんにちはー!
新聞部の、カノンやでー!

予言者育成学園 Fortune Tellers Academy
待ちに待ったバージョン2がスタートしたね!


『予言Times』も、なんと3か月ぶり?
前回は「第9期のスタートやー」とか言ってたのが、
早いもので第15期になってしまいました!

で、なんで久々の発行かというと、
めずらしいことに、藤澤Pの方から
「取材してほしい」って呼ばれたからなんよ。
まあ、きっとバージョン2の話やろね?

それでは『予言Times』第8号、
今回も、はりきって行っくでー!



▼こんちはー! バージョン2リリース、おめでとうございます!

藤澤P「ひとまず、ありがとうございます。
 あちこち使いやすくなったと、喜びの声が多いみたいですね。
 それは目指していたところなので、一安心です」


▼ということは、今日はバージョン2についての話を、ばっちり4時間ほど聴かせてもらえるんですよね?

藤澤P「あー、いや。今日はその話じゃなくて。
 もちろん、それに絡んだ話ではあるんですけど。
 実はやらかしまして。その謝罪をしなくてはと」


▼謝罪……?

藤澤P「はい。昨日9/30(金)にリリースされたバージョン2ですが、直後に『剣のアルカナのHPが下がった』と報告がありました。
 さっそく調査したところ、報告は事実でした。
 現象としては、下のようなことが起きていました」
  1. 『剣の1ソール』のランクAより上の最大HPが 約6%減少していた
  2. 『剣の7ブリギッテ』のランクAより上の最大HPが 約14%減少していた

▼あー、そりゃあアカンですよアナタ。なんでそんなことになったん?

藤澤P「これはもう、完全に藤澤のミスでした。
 なので、修正の準備が整い次第、すぐに元の値に戻します。
 申し訳ありません。

 ただ、この手の不具合を、『一部のアルカナのパラメータに誤りがあったので修正しました』みたいな簡単な文で済ませちゃいけないなと。
 それやっちゃうと、『運営がサイレント下方修正した!』みたいな不信感だけ残って、誰も得しないと思うんで」


▼そりゃまあそうやね。

藤澤P「なので、どうしてこうなった、という経緯を話す場がほしくて、今日は取材に来てもらいました」


▼なるほどね。まあ基本的には『謝罪Times』やし、ええんちゃうの?

藤澤P「じゃあ、さっそく……。
 今回の件は、そもそも敵側のアルカナの強度調整をしたことが原因でした。
 戦ってもらえればわかると思いますが、ランクB、ランクAの敵性アルカナは、バージョン1の時代よりもかなり強くなっています


▼うんうん。ウチも調子のって『強度5』とか挑戦して後悔したわ。

藤澤P「で、そのために一括で数値調整を実施しました。
 その時に、一部のアルカナにあった『特別補正』というのを再設定しなくちゃいけなかったんですが、これが抜けてしまった、というのが今回の不具合です。
 味方である使役アルカナは、敵性アルカナのパラメータの影響を受けるので、そのせいで今回の現象が起きていました」


▼特別補正?

藤澤P「はい」


▼なんやのそれは?

藤澤P「そこです。それこそが、話したかったところで……。
 この特別補正というのは、言わば、キャラに対する『思い入れ補正』です。
 ブリギッテさんは、ランクBとランクAの間で物語的に大きな変化が生じます。
 だから、その分を『特別補正』として、後から手付けで強化してるということです」


▼あー、わかる! ブリギッテさんは、たしかにそうやね!

藤澤P「あそこで、ブリギッテさんは人生最大とも言える転機を迎える。
 となれば、他のアルカナとは異質な、極端な成長を遂げるはずです。
 そういうキャラクターごとの補正が各所にあるのですが、今回ミスがあったことを受けて、改めて全アルカナを総ざらいで確認しました。
 結果、問題が起きていたのは、最大HPに特別補正が入っていたソールとブリギッテの2体だけと判明しました」


▼ふーん……? まあ、ブリギッテさんはわかる気がするけど、ソール君? ソール君もそうなんやっけ?

藤澤P「あー」


▼あー、ってなんやの?

藤澤P「うーん……。たしかに、ちょっとわかりにくかったかな。
 じゃあ、せっかくこんな話になったんで、たまにはその辺の話でもしましょうか。
 自分たちのアルカナに対する、こだわりと愛情みたいな話ができると思うんで」


▼おー、愛情ええやん。ウチ、ラブ好きよ。

藤澤P「じゃあ、その“ソールの6%”について、順を追って話しましょうか。
 まず、こんなのを。
 これはサトウテン先生が、まだソールのイメージを固めていた頃のラフ設定画です」



▼わー、こういうの新鮮やね!

藤澤P「ここに至るまでにも結構な量のラフ画を描いてもらっていて、この辺だと今のソールのイメージがかなり見えてますよね」


▼たしかにそうやね。ランクCとB、ランクAとSは今のソールと同じやけど、ランクSSは印象違うかな?

藤澤P「ですね。
 ランクSSまでいくと、ソールの精神的な成長も表現したかったので、剣を交えるばかりではなく敵を静かに見定める姿の方がいいでしょうと、話し合いを繰り返して今の姿になった、という経緯があります」


▼ふんふん。ウチは、この戦ってるランクSSも好きやけど。

藤澤P「ただ、実はランクCとBの絵も、明確に今のソールと違う点があるんだけど、わかりますかね?」


▼ん? 色が塗ってないとかそういうんやないよね。うーん……?

藤澤P「実はそれこそが、ソールに対して『思い入れ補正』として込めたものなんだけども……、わからないよね」


▼うーん。ごめん、降参や。

藤澤P「すでにグリモアの『剣の1』の章を読んだ人は、もしかしたら勘付いたかもしれない。
 実は、このラフのソールは短剣を持ってる。
 で、実際のソールCの絵は、こんな感じ」




▼あ、短剣がない!

藤澤P「そうなんです。
 ソールは、この短剣と出会うことで人生が一変する。
 そのことをパラメータとしても表現したかったのが、ソールへの『特別補正』、最大HPの6%だった、ということです。

 なので、これが外れちゃったのは自分のミスで、迂闊だったと言う以外にないので反省します。

 ただ、合わせてご理解いただきたいのは、自分たちは、皆さんが強いアルカナを入手して喜んでいることを、同じように嬉しく思っている、ということ。

 なので、意図もなく無言でマイナス修正をすることは絶対にありません。
 もしかしたら、バランス調整のためにマイナス修正が必要なことはあるかもしれませんが、その時はちゃんと言いますので。
 その点だけは、信じていただけると幸いです。
 今回は、本当にすみませんでした」


▼おー、まあ不具合は出さないのが何よりやけどね。以上でええ?

藤澤P「あ、version2.0.0は、こちらで把握しているだけでも細かい不具合はいくつかあるので、それらを修正した version2.0.1が近日中のリリースを予定しています。
 これがリリースされれば、不具合なども落ち着いた状態になると思います。

 バージョン2になった予言者育成学園ですが、プレイヤーの皆さんに支えてもらっているゲームだといつも感謝しています。
 今後も引き続き、この学園で楽しんでいただければと思います!」


▼はい。藤澤P、ありがとうございました!
 ウチも今日の夜は『強度6』に挑戦するでー!!




予言者育成学園 Fortune Tellers Academy 運営チーム

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