作:みなき さん
ジャックマン教頭17歳、荒野の夕焼けの戦い
朝日と共に駆け抜けた戦いは、空が夕焼けに染まる頃に終わりを告げた。
彼の周りに残されたものは敵味方問わずの亡骸と、持ち主のわからない剣ばかり。
彼はその1本1本を荒野に突き立て、墓標とした。
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作:ゆのか@カイア&ラニア(DQX) さん
ジャックマン教頭15歳【ティスミス荒野の戦い】
騎乗の司令官にも臆する事なく剣を抜くのはあどけなさの残る傭兵の少年。ミシアレシアとは違う国から来たと言う少年の剣は武の国の兵を次々と倒しやがては敗戦間近のミシアレシアを勝利に導いたと言う。
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作:品川 15はクリア済 さん
ジャックマン教頭6歳、野菜との戦い
戦場も知らない子供の頃、親から教わり初めて野菜を育てることに。害虫や力仕事に苦戦するも、美味しい野菜を収穫することができた。今でもあの味は忘れられないと本人は語る
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作:ふー@絵描き さん
ジャックマン教頭16歳、大アルカナとの戦い。
FTAの卒業試験である大アルカナ討伐。討伐人員の先頭を切ってジャックマンは攻撃を仕掛けていった。討伐後、ジャックマンは一人静かにタンポポの横に座り、遠くを見つめていた。
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作:マユミ さん
ジャックマン教頭14才。紅月の戦い
僅かな違和感を感じて少年は目を覚ました。ーー敵勢の奇襲。月明かりに照らされて煌めく大剣を、彼は無心で振るい続けた。
空が白む頃、戦場に立っていたのは後に英雄と称される少年、ジャックマンただ一人だった。
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作:gigigio さん
ジャックマン教頭18歳、「絶念のグレートプレーンの奇跡」の戦い
敵本陣目掛け最短距離で駆け抜けるジャックマン、一迅の旋風の刃が物量にまかせた敵陣を分断する様は、さながら海を2つに割る神話の神が顕現したかのようであった
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作:たまご/FTAではシグナス さん
ジャックマン教頭9歳、夏休み最終日の戦い
影の薄い存在だったジャックマン少年が、数合わせのために駆り出された50人サバイバル水鉄砲大会において、完璧な作戦をたて勝利を手に入れた。のちに英雄と讃えられる戦場でも、彼の秀逸な作戦で勝利できた。
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作:ハッサン さん
ジャックマン教頭19歳、お菓子大食いの戦い
アルカナとの戦闘と聞いて駆けつけたジャック教頭。そこには大量のお菓子とドルチェの姿が・・・。
アルカナに負けられない食欲の対決が今、始まる!
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作:ミコ さん
ジャックマン教頭17才。ダル峡谷の戦い
空を征く飛行船団に勝つなど、不可能と誰もが思った…一人を除いて。
ジャックマンは単身、峡谷の間を進む船団に崖の上から飛び乗り、さらに次々と飛び移って沈め、瞬く間に飛行船団を壊滅させたのだった。
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作:ももんが さん
ジャックマン教頭?歳、「パン戦争」
かつて学園の購買には週に1個しか売り出されなかった幻のパンがあった
だが、それを食べた生徒はいない
あの英雄ジャックマンがいたからだ
勝負は一瞬、生徒達が気付いた時には遅かった
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作:Rimsula さん
ジャックマン17歳 講堂アルカナ暴走事件
講堂での講義中、予言者に付け入ったSランク以上のエラーが暴走をした。
誰もが絶望した中、たった1人で倒してしまった。
傷を負っても闘い続ける姿は悪魔とさえ呼ばれた。
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作:こさつね さん
ジャックマン教頭18才。スイーツ大食いの戦い
硬貨のアルカナドルチェからスイーツ大食い対決を挑まれ、見事に打ち負かしたジャックマン。審判を務めたジャン先生曰く「息を吸うようにスイーツが吸い込まれていった。恐ろしい闘いだった。」
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作:<:-|-|-かざみやさんの開き さん
ジャックマン教頭19歳 水源奪還作戦
突如水が淀み、飲料水の確保が出来なくなった。
原因は地下水路に住み着いた複数の蛙型の変異魔物だという報告を受けたジャックマンは直ちに現場へ向かい、これを撃破し、無事水源を確保したのであった。
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作:ミモレ@おえかきプクリポ さん
ジャックマン教頭20才。たい焼き攻防戦の悲劇
ある日の午後、教頭はたい焼きを片手に校庭で寛いでいた。突然「たい焼きはぽーちゃんが戴いたぽ!」の声と共に風の魔法が教頭を包み込む。教頭は臨戦態勢へと移行するが、たい焼きは虚しく宙を舞っていた。
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作:ぴりく@ 予言22期113組 さん
ジャックマン教頭20歳、睡魔との闘い~そして敗北
連日徹夜で指導法を模索していた就任間もない頃の職員会議。幼少より戦場に生きてきた彼にとって学園長の話はあまりに長く、闘いは熾烈を極めた。
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作:エーファ@祈りの宿 さん
ジャックマン教頭20歳 マンチェスターの戦い
予言テストの出題解釈の齟齬から一部の生徒が蜂起し学内闘争へと発展。職員会議で苦悩するジャン先生に、ジャックマン教頭はあの一言をかける。数々の戦いを経験した英雄の覚悟に、ジャン先生も腹を括った。
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作:小海 あづさ@なろう·カクヨム掲載中 さん
ジャックマン教頭20歳、闘技場の闘い
魔法や武器を手にした生徒に
回避だけで勝つ
対戦相手の生徒に発破を掛ける
「そんなものか?
では、俺の勝ちだな」
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作:師匠@ルーマ さん
【甘い戦い】16才
『彼はどこ!』声を荒らげる多くの女性達の手にはチョコが握られている。だが誰も彼の姿を見た者はいない
ジャックマンは一人、女性達と大量のお菓子が襲い来る戦線から既に離脱し逃げ仰せていた
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作:鈴山まさこDQ10ルディーナ さん
「教頭の本気」 ジャックマン教頭20才。メタルとの戦い
学園の生徒が戦うのを常に見守る教頭。そんなある日、メタルな奴らが現れた!未熟な生徒は奴らを逃す。だが教頭はそれを見逃さなかった・・・
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作:アイリス@2/12R04a さん
少年ジャックマン4歳 人生最大の敵との戦い
少年はその人生において一番の敵と対峙していた。皿の上の二つの人参。甘く味付けられたそれは、幾度となく彼の前に立ちはだかる。今日も食べ物を粗末にする事は許さない両親の元、長い戦いが始まる。
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作:たまご/FTAではシグナス さん
ジャックマン教頭21歳 バレンタインの戦い
チョコレートを贈る人気投票イベントが開催され、ジャックマン教頭とジャン先生の一騎打ちという未来は予言出来ていたが、職員室の足もとで鳴く彼女の1票で結果が決まる事になろうとは誰も予知出来ていなかった
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作:師匠@ルーマ さん
強さの理由・ジャックマン18歳
決戦後「何故強いのか」と聞かれて
「自分の命を守れるほど強ければ、誰も死ぬことはなかった。だから、俺は強くなると、あの日剣に誓った」
まだ彼らが若き頃、ひとつの訓練が行われていた。内容は「地図にしめされた場所に3組に分かれて向う」というものだ。
これは複数人で行動したとき素早く連携が組めるようにするための訓練だった。だが、教官たちはあえてその事を伏せて「この場所で野営の訓練をする」とだけ伝えていた。
優秀な者には優秀な者が集まるのか、ジャックマンたちの班は他の班に比べ数時間も早く教官の待つ目的地に到着した。この場所の周りにはまだ彼らでは苦戦するような魔物がいるというのにもうたどり着いたのかと、教官達は驚きを露にしていた。
「この場所には魔物がいるというのに、ずいぶん早かったな」と教官が声をかけると「ジャックマンが『慌てるな。一人で挑めば手強い敵だが互いに信頼し、協力しあえば勝てない相手じゃない』って言って俺達に声をかけながら戦ってくれたったんです。だから魔物との戦闘もそこまで苦戦しませんでした」と返事が返ってきた。そう言った彼はジャックマンを尊敬の眼差しで見つめていた。ジャックマンは教官たちの思惑を見抜いていたのだろう。
その後は残りの班も到着し、朝を待つだけとなった。見張りも訓練のひとつと交代させつつ、このまま訓練が終わるはずだった。が、イレギュラーというのは起こるもので、敵国の兵が夜中に攻めてきた。しかし、この場にい彼らは優秀で不意を付かれても確実に相手を仕止めていった。このまま行けば誰も欠けずに帰れると思った矢先に「ジャックマン!」と悲鳴にもにた叫び声が鳴り響いた。声に反応し後ろから近づいていた敵を切り伏せたジャックマンだったが、正面からの攻撃に対応が遅れた。やられると覚悟したとき、ジャックマンと敵との間に入る影があった。庇われたジャックマンはすぐさま敵を切り伏しそれが敵の最後となった。
「何故俺を庇った」と必死に止血をするジャックマンに彼は「貴方は国に必要な人です。こんなところで死んでいい人じゃないです。」と息も絶え絶えに答えた。
「お前も国に必要な一人だ!」いや、必要じゃない奴なんていない!」その言葉を受け、彼は死にそうだというのに嬉しそうに笑った。
傷が深いせいか、彼の地は止まらない。
「貴方を守れたことは俺の誇りです」彼は最期にそう言い残し、満足そうに息を引き取った。
あの訓練から、ジャックマンはもう二度と同じ過ちを繰り返さないと剣に誓った。彼が時折剣を見つめるのは、あの日失った命と、あのときの誓いを思い出しているのだと言われている。
死闘を極めた戦いは、我が国の勝利という結果で終わった。この戦い一番の功労者である彼は一人、静かに剣を見つめていた。敵将を討ち取った時の凄まじい覇気はもう鳴りを潜め今は別人のようだ。私は好奇心に押され、声をかけた。
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作:師匠@ルーマ さん
【休息も戦いのひとつ】19才?
束の間の平和、ふらりと消えたジャックマンの姿は墓地にあった。
彼は花を添え、ただ真っ直ぐに墓標を見つめていた。
彼の背には多くの期待と死が積み重なっている
その墓標はとある孤児院の院長を勤めていた人のものだ。
院長である彼女には予知者の素質があった。しかし孤児院出身故にFTAへ入学することは叶わなかった。
彼女は院にいる子供たちに勉強を教えており、「先生」という愛称で呼ばれていた。
ある日、子供達が遊んでいるのを眺めていたら隣に来て「一緒に遊ばなくていいの?」なんて言いながら隣に来た。
「眺めているだけでも楽しい」なんてあの時は言ったはずだが本当は違う。実は彼女が留守中に野犬が院に来て子供を襲った。それを撃退したのがジャックマンだったのだがまだ彼も子供、人一倍運動神経がよく、力もあるといっても無傷の勝利とはならなかった。野犬に噛まれ腕から血が出ており、襲われた子はごめんなさいと泣き叫び、それを見ていた子に治るまで絶対安静!と言われてしまっいた。
今思えば、先生は子供らが隠し事をしているのを知っていたのだと思う。知った上で知らないフリをしてくれた。でなければあんな言葉をかけないだろう。
「貴方の強さは貴方の優しさの表れなのかもね」
穏やかな時間が続くと誰もが思っていたが、セフィロトの門の消滅、アルカナの襲撃と人類滅亡の危機が訪れた。
彼女は最初のアルカナ襲来時、周囲が混乱を極める中真っ先に子供たちを守るために行動を起こした。彼女には見えていたのだ、子供を襲うアルカナの姿を。
ジャックマン達がアルカナ討伐に赴くと、報告よりも数の少ないアルカナの殲滅戦が行われた。
院の中では生存を危ぶまれていた子供達が先生の周りで泣きじゃくっていた。
彼女は子供達を守りたい一心でアルカナを使役し、敵性アルカナを撃退していたのだ。しかし使役の方法はデタラメで最期は使役していたアルカナに食われてしまった。
彼女の行動は孤児院にいた多くの子供達の命を守った。
もし、学園に通い、予知者としての資質を磨いていたら彼女が死ぬことはなかったかもしれない。
「臨時世界政府がやっと国家戦勝プランを打ち出したよ。先生がいたら、孤児院の先生じゃなくて、百戦錬磨の予知者になっていただろうな」
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