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プロ野球記者が語る!今週の活躍予想 ※5/30(火) 11:00更新
05月30日 11:00
お知らせ
プロ野球が好きだ!2017
プロ野球もついに交流戦に突入!
シーズンを左右する戦いの結果も気になるところだね!
プロ野球の記者さんが選手の活躍を予想する「達成予想コラム」も、今回で6回目!
ちなみに、先週の的中結果はコチラ!
「猛打賞」はなかなか出ないレアな記録だけに、記者さんでも予想は難しかった!?
「セーブ」は試合状況にも左右されるけど、各チームのクローザーがしっかりと仕事をしてくれたね!
さぁ、今週のテーマは「打点」&「三者凡退」! 交流戦で活躍する選手は一体誰かな!?
「打点」はどんなに個人で頑張っても限界がある記録。注目したいのはチーム状態だ。
わかりやすいのが西武。3番の浅村栄斗は現在44打点でリーグ打点王を走るが、それも前を打つ秋山翔吾、源田壮亮が好調で、得点圏に走者を置いた場面で打席を迎えることが多くなるから。
同じように打線が好調なソフトバンクは内川聖一、デスパイネの中軸がともにリーグ2位の41打点を記録。とくに内川は過去5試合で9打点と乗っているだけに押さえておきたい。
伏兵は5月に入って好調のレアード(日本ハム)。5月の成績は打率.356、10本塁打、27打点と、月間MVPを狙う勢いだ。
セ・リーグでは打線好調な広島の鈴木誠也(39打点)、エルドレッド(37打点)は堅いところ。さらに5月に入って月間25打点と勝負強さを見せつつあるビシエド(中日)も怖い存在だ。
「三者凡退」を考える上で参考にしたいデータがある。それは1イニングあたりどれだけランナーを出すかを表す「WHIP」という指標だ。この数字が低ければ低いほど三者凡退に抑える可能性が高いと言えるだろう。
両リーグの先発投手でもっともWHIPが低いのは、美馬学(楽天)の0.79だ。意外に思えるかもしれないが、今季は岸孝之の代役として開幕投手を務めたほか、丁寧な投球で好調なチームを支えている。
他にもエース格として風格の出てきた菊池雄星(西武)は0.80、セ・リーグでは菅野智之(巨人)の0.91というWHIPが際立つ。さらに菊池は投球回数が66と多いのもポイント。長いイニングを投げれば、必然的に三者凡退を達成する可能性も高いはずだ。
リリーフ投手のWHIPを見ていくと、牧田和久(西武)の0.61、岩嵜翔(ソフトバンク)の0.69、マシソン(巨人)の0.74、高橋聡文(阪神)の0.77が光る。とくに今季23試合と登板機会を増やしている岩嵜に注目したい。
バックナンバー
第5回 「猛打賞」と「セーブ」<記者:氏原英明>
第4回 「マルチヒット」と「2連続奪三振」<記者:菊地高弘>
第3回 「ツーベースヒット」「ダブルプレー獲得」<記者:大利実>
第2回 「ホームラン」「勝利投手」<記者:花田雪>
第1回 「得点」「三球奪三振」<記者:氏原英明>
シーズンを左右する戦いの結果も気になるところだね!
プロ野球の記者さんが選手の活躍を予想する「達成予想コラム」も、今回で6回目!
ちなみに、先週の的中結果はコチラ!
球団 | 選手 | 達成試合数 (出場試合数) |
---|---|---|
M | 鈴木大地 | 1試合(6試合) |
C | 丸佳浩 | 0試合(5試合) |
G | マギー | 0試合(6試合) |
G | 長野久義 | 0試合(6試合) |
S | 雄平 | 0試合(5試合) |
D | 大島洋平 | 0試合(6試合) |
E | 茂木栄五郎 | 0試合(5試合) |
H | 内川聖一 | 0試合(6試合) |
H | 今宮健太 | 0試合(6試合) |
L | 源田壮亮 | 0試合(5試合) |
F | 近藤健介 | 0試合(5試合) |
F | 杉谷拳士 | 0試合(3試合) |
球団 | 選手 | 達成回数 |
---|---|---|
G | カミネロ | 2試合(3試合) |
L | 増田達至 | 2試合(3試合) |
D | 田島慎二 | 1試合(1試合) |
DB | 山﨑康晃 | 1試合(2試合) |
E | 松井裕樹 | 1試合(2試合) |
F | 増井浩俊 | 1試合(1試合) |
Bs | 平野佳寿 | 1試合(2試合) |
T | ドリス | 0試合(1試合) |
S | 秋吉亮 | 0試合(1試合) |
H | 岩嵜翔 | 0試合(3試合) |
M | 内竜也 | 0試合(2試合) |
「猛打賞」はなかなか出ないレアな記録だけに、記者さんでも予想は難しかった!?
「セーブ」は試合状況にも左右されるけど、各チームのクローザーがしっかりと仕事をしてくれたね!
さぁ、今週のテーマは「打点」&「三者凡退」! 交流戦で活躍する選手は一体誰かな!?
打点
「打点」はどんなに個人で頑張っても限界がある記録。注目したいのはチーム状態だ。
わかりやすいのが西武。3番の浅村栄斗は現在44打点でリーグ打点王を走るが、それも前を打つ秋山翔吾、源田壮亮が好調で、得点圏に走者を置いた場面で打席を迎えることが多くなるから。
同じように打線が好調なソフトバンクは内川聖一、デスパイネの中軸がともにリーグ2位の41打点を記録。とくに内川は過去5試合で9打点と乗っているだけに押さえておきたい。
伏兵は5月に入って好調のレアード(日本ハム)。5月の成績は打率.356、10本塁打、27打点と、月間MVPを狙う勢いだ。
セ・リーグでは打線好調な広島の鈴木誠也(39打点)、エルドレッド(37打点)は堅いところ。さらに5月に入って月間25打点と勝負強さを見せつつあるビシエド(中日)も怖い存在だ。
三者凡退
「三者凡退」を考える上で参考にしたいデータがある。それは1イニングあたりどれだけランナーを出すかを表す「WHIP」という指標だ。この数字が低ければ低いほど三者凡退に抑える可能性が高いと言えるだろう。
両リーグの先発投手でもっともWHIPが低いのは、美馬学(楽天)の0.79だ。意外に思えるかもしれないが、今季は岸孝之の代役として開幕投手を務めたほか、丁寧な投球で好調なチームを支えている。
他にもエース格として風格の出てきた菊池雄星(西武)は0.80、セ・リーグでは菅野智之(巨人)の0.91というWHIPが際立つ。さらに菊池は投球回数が66と多いのもポイント。長いイニングを投げれば、必然的に三者凡退を達成する可能性も高いはずだ。
リリーフ投手のWHIPを見ていくと、牧田和久(西武)の0.61、岩嵜翔(ソフトバンク)の0.69、マシソン(巨人)の0.74、高橋聡文(阪神)の0.77が光る。とくに今季23試合と登板機会を増やしている岩嵜に注目したい。
<記者:菊地高弘>
バックナンバー
第5回 「猛打賞」と「セーブ」<記者:氏原英明>
第4回 「マルチヒット」と「2連続奪三振」<記者:菊地高弘>
第3回 「ツーベースヒット」「ダブルプレー獲得」<記者:大利実>
第2回 「ホームラン」「勝利投手」<記者:花田雪>
第1回 「得点」「三球奪三振」<記者:氏原英明>