運営からのお知らせ
プロ野球記者が語る!今週の活躍予想 ※8/22(火) 11:00更新
08月22日 11:00
お知らせ
プロ野球が好きだ!2017
セ・リーグはカープがマジックを再点灯!
パ・リーグは優勝争いをしていた楽天が調子を落とす一方、西武が上位2球団を猛追!
優勝の行方がますます気になる8月!
先週、記者さんに予想してもらったのは「マルチヒット」と「ダブルプレー獲得」だったけど、果たして的中結果は……?
先週は阪神の鳥谷選手が大活躍!
6試合中5試合でマルチヒットを記録し、そのうち2試合が猛打賞!
打率も一気に3割に到達したネ!
さぁ、今週のテーマは「盗塁」&「省エネ投球」だ!
普通に考えれば、セ・リーグなら田中広輔(広島/27盗塁)、大島洋平(中日/21盗塁)、京太陽太(中日/21盗塁)。
パ・リーグなら西川遥輝(日本ハム/30盗塁)、源田壮亮(西武/29盗塁)、外崎修太(西武/17盗塁)といった盗塁ランク上位の打者が大本命。
しかし、それだけでは面白くないので、今回は盗塁を「刺す」役目を担う捕手に着目してみよう。
現在、セの盗塁阻止率トップは梅野隆太郎(阪神)の.367、パのトップは甲斐拓也(ソフトバンク)の.379。
盗塁阻止は投手との共同作業とはいえ、3割台後半の阻止率は現代野球では立派な数字だ。
一方で、中日の松井雅人は.172、日本ハムの大野奨太は.100と、今季はほとんど盗塁を防げていない。
正捕手の盗塁阻止率が低いこの2球団と今週対戦するチームから候補を挙げるとすれば、巨人なら重信慎之介。広島なら盗塁王・田中はもちろん、鈴木誠也、安部友裕あたりは押さえておきたいところだ。
パ・リーグは日本ハムと対戦するオリックス、楽天ともに盗塁数の少ないチームだが、注目したいのがウィーラー(楽天)。
体重100キロの助っ人4番打者ながら、今季はすでにチームトップの7盗塁。不調にあえぐチームの雰囲気を、ウィーラーの意外性あふれる盗塁がガラッと変えるか!?
「省エネ投球」の条件は「1イニングを9球以内で無失点」。これは意外と難しい。
通常、投手は1イニング平均で16~17球を投げるとわれているが、ここで参考にしたいのがセイバーメトリクスで用いられるP/IPという数値。1イニングあたりの平均球数を示すもので、投手の「省エネ力」をはかるには最適な指標といっていいだろう。
セのトップは菅野智之(巨人)の15.1。すでに自己最多タイとなる13勝をあげている巨人のエースは、投球効率もリーグトップクラスだ。
加えて、15.5でセ2位の秋山拓巳(阪神)、15.6で同3位の田口麗斗(巨人)も押さえておきたい。
パは美馬学(楽天)が14.9でトップ。15.1で同2位の松葉貴大(オリックス)、15.3で同3位の東浜巨(ソフトバンク)がそれに続く。
リリーフ陣でいえば、13.7と抜群の省エネ投球力を見せる福山博之(楽天)、パ・リーグ史上初の3年連続40セーブを記録し、P/IPも14.6と優秀なサファテ(ソフトバンク)が有力だろう。
バックナンバー
第17回 「マルチヒット」と「ダブルプレー獲得」<記者:氏原英明>
第16回 「猛打賞」と「勝利投手」 <記者:大利実>
第15回 「長打ヒット」と「イニング無失点」 <記者:花田雪>
第14回 「ツーベースヒット」と「イニング無四球投球」 <記者:花田雪>
第13回 「打点」と「三者凡退」 <記者:氏原英明>
第12回 「2連続奪三振」と「ホームラン」 <記者:大利実>
第11回 「マルチヒット」と「三球奪三振」 <記者:菊地高弘>
第10回 「ホームラン」と「勝利投手」② <記者:花田雪>
第9回 「ホームラン」と「勝利投手」① <記者:氏原英明>
第8回 「得点」と「イニング無四球」<記者:花田雪>
第7回 「盗塁」と「省エネ投球」<記者:大利実>
第6回 「打点」と「三者凡退」<記者:菊地高弘>
第5回 「猛打賞」と「セーブ」<記者:氏原英明>
第4回 「マルチヒット」と「2連続奪三振」<記者:菊地高弘>
第3回 「ツーベースヒット」「ダブルプレー獲得」<記者:大利実>
第2回 「ホームラン」「勝利投手」<記者:花田雪>
第1回 「得点」「三球奪三振」<記者:氏原英明>
パ・リーグは優勝争いをしていた楽天が調子を落とす一方、西武が上位2球団を猛追!
優勝の行方がますます気になる8月!
先週、記者さんに予想してもらったのは「マルチヒット」と「ダブルプレー獲得」だったけど、果たして的中結果は……?
T | 鳥谷敬 | 5試合(6試合) |
L | 秋山翔吾 | 2試合(6試合) |
C | 丸佳浩 | 2試合(6試合) |
G | マギー | 2試合(5試合) |
G | 坂本勇人 | 2試合(5試合) |
DB | 桑原将志 | 2試合(5試合) |
H | 今宮健太 | 2試合(6試合) |
F | 西川遥輝 | 2試合(6試合) |
L | 浅村栄斗 | 1試合(6試合) |
S | 山田哲人 | 1試合(5試合) |
G | 陽岱鋼 | 1試合(5試合) |
DB | 筒香嘉智 | 1試合(5試合) |
D | 大島洋平 | 1試合(5試合) |
Bs | 中島宏之 | 1試合(5試合) |
M | 角中勝也 | 0試合(5試合) |
E | オコエ瑠偉 | 0試合(5試合) |
E | 銀次 | 0試合(6試合) |
H | 中村晃 | 0試合(6試合) |
DB | ウィーランド | 1試合(1試合) |
C | 薮田和樹 | 1試合(1試合) |
C | 岡田明丈 | 1試合(1試合) |
C | 野村祐輔 | 1試合(1試合) |
D | 大野雄大 | 1試合(1試合) |
Bs | ディクソン | 0試合(1試合) |
Bs | 松葉貴大 | 0試合(1試合) |
H | 東浜巨 | 0試合(1試合) |
M | 石川歩 | 0試合(0試合) |
L | 多和田真三郎 | 0試合(1試合) |
E | 塩見貴洋 | 0試合(0試合) |
E | 福山博之 | 0試合(1試合) |
G | マイコラス | 0試合(1試合) |
S | ブキャナン | 0試合(1試合) |
G | 田口麗斗 | 0試合(1試合) |
T | 岩田稔 | 0試合(1試合) |
先週は阪神の鳥谷選手が大活躍!
6試合中5試合でマルチヒットを記録し、そのうち2試合が猛打賞!
打率も一気に3割に到達したネ!
さぁ、今週のテーマは「盗塁」&「省エネ投球」だ!
盗塁
普通に考えれば、セ・リーグなら田中広輔(広島/27盗塁)、大島洋平(中日/21盗塁)、京太陽太(中日/21盗塁)。
パ・リーグなら西川遥輝(日本ハム/30盗塁)、源田壮亮(西武/29盗塁)、外崎修太(西武/17盗塁)といった盗塁ランク上位の打者が大本命。
しかし、それだけでは面白くないので、今回は盗塁を「刺す」役目を担う捕手に着目してみよう。
現在、セの盗塁阻止率トップは梅野隆太郎(阪神)の.367、パのトップは甲斐拓也(ソフトバンク)の.379。
盗塁阻止は投手との共同作業とはいえ、3割台後半の阻止率は現代野球では立派な数字だ。
一方で、中日の松井雅人は.172、日本ハムの大野奨太は.100と、今季はほとんど盗塁を防げていない。
正捕手の盗塁阻止率が低いこの2球団と今週対戦するチームから候補を挙げるとすれば、巨人なら重信慎之介。広島なら盗塁王・田中はもちろん、鈴木誠也、安部友裕あたりは押さえておきたいところだ。
パ・リーグは日本ハムと対戦するオリックス、楽天ともに盗塁数の少ないチームだが、注目したいのがウィーラー(楽天)。
体重100キロの助っ人4番打者ながら、今季はすでにチームトップの7盗塁。不調にあえぐチームの雰囲気を、ウィーラーの意外性あふれる盗塁がガラッと変えるか!?
省エネ投球
「省エネ投球」の条件は「1イニングを9球以内で無失点」。これは意外と難しい。
通常、投手は1イニング平均で16~17球を投げるとわれているが、ここで参考にしたいのがセイバーメトリクスで用いられるP/IPという数値。1イニングあたりの平均球数を示すもので、投手の「省エネ力」をはかるには最適な指標といっていいだろう。
セのトップは菅野智之(巨人)の15.1。すでに自己最多タイとなる13勝をあげている巨人のエースは、投球効率もリーグトップクラスだ。
加えて、15.5でセ2位の秋山拓巳(阪神)、15.6で同3位の田口麗斗(巨人)も押さえておきたい。
パは美馬学(楽天)が14.9でトップ。15.1で同2位の松葉貴大(オリックス)、15.3で同3位の東浜巨(ソフトバンク)がそれに続く。
リリーフ陣でいえば、13.7と抜群の省エネ投球力を見せる福山博之(楽天)、パ・リーグ史上初の3年連続40セーブを記録し、P/IPも14.6と優秀なサファテ(ソフトバンク)が有力だろう。
<記者:花田雪>
バックナンバー
第17回 「マルチヒット」と「ダブルプレー獲得」<記者:氏原英明>
第16回 「猛打賞」と「勝利投手」 <記者:大利実>
第15回 「長打ヒット」と「イニング無失点」 <記者:花田雪>
第14回 「ツーベースヒット」と「イニング無四球投球」 <記者:花田雪>
第13回 「打点」と「三者凡退」 <記者:氏原英明>
第12回 「2連続奪三振」と「ホームラン」 <記者:大利実>
第11回 「マルチヒット」と「三球奪三振」 <記者:菊地高弘>
第10回 「ホームラン」と「勝利投手」② <記者:花田雪>
第9回 「ホームラン」と「勝利投手」① <記者:氏原英明>
第8回 「得点」と「イニング無四球」<記者:花田雪>
第7回 「盗塁」と「省エネ投球」<記者:大利実>
第6回 「打点」と「三者凡退」<記者:菊地高弘>
第5回 「猛打賞」と「セーブ」<記者:氏原英明>
第4回 「マルチヒット」と「2連続奪三振」<記者:菊地高弘>
第3回 「ツーベースヒット」「ダブルプレー獲得」<記者:大利実>
第2回 「ホームラン」「勝利投手」<記者:花田雪>
第1回 「得点」「三球奪三振」<記者:氏原英明>