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プロ野球記者が語る!今週の活躍予想 ※8/22(火) 11:00更新

08月22日 11:00
お知らせ
プロ野球が好きだ!2017
 セ・リーグはカープがマジックを再点灯!
 パ・リーグは優勝争いをしていた楽天が調子を落とす一方、西武が上位2球団を猛追!

 優勝の行方がますます気になる8月!
 先週、記者さんに予想してもらったのは「マルチヒット」と「ダブルプレー獲得」だったけど、果たして的中結果は……?

マルチヒット
T鳥谷敬5試合(6試合)
L秋山翔吾2試合(6試合)
C丸佳浩2試合(6試合)
Gマギー2試合(5試合)
G坂本勇人2試合(5試合)
DB桑原将志2試合(5試合)
H今宮健太2試合(6試合)
F西川遥輝2試合(6試合)
L浅村栄斗1試合(6試合)
S山田哲人1試合(5試合)
G陽岱鋼1試合(5試合)
DB筒香嘉智1試合(5試合)
D大島洋平1試合(5試合)
Bs中島宏之1試合(5試合)
M角中勝也0試合(5試合)
Eオコエ瑠偉0試合(5試合)
E銀次0試合(6試合)
H中村晃0試合(6試合)

ダブルプレー獲得
DBウィーランド1試合(1試合)
C薮田和樹1試合(1試合)
C岡田明丈1試合(1試合)
C野村祐輔1試合(1試合)
D大野雄大1試合(1試合)
Bsディクソン0試合(1試合)
Bs松葉貴大0試合(1試合)
H東浜巨0試合(1試合)
M石川歩0試合(0試合)
L多和田真三郎0試合(1試合)
E塩見貴洋0試合(0試合)
E福山博之0試合(1試合)
Gマイコラス0試合(1試合)
Sブキャナン0試合(1試合)
G田口麗斗0試合(1試合)
T岩田稔0試合(1試合)

 先週は阪神の鳥谷選手が大活躍!
 6試合中5試合でマルチヒットを記録し、そのうち2試合が猛打賞!
 打率も一気に3割に到達したネ!

 さぁ、今週のテーマは「盗塁」&「省エネ投球」だ!

プロ野球記者が語る!今週の活躍予想

盗塁

 普通に考えれば、セ・リーグなら田中広輔(広島/27盗塁)、大島洋平(中日/21盗塁)、京太陽太(中日/21盗塁)。
 パ・リーグなら西川遥輝(日本ハム/30盗塁)、源田壮亮(西武/29盗塁)、外崎修太(西武/17盗塁)といった盗塁ランク上位の打者が大本命。
 しかし、それだけでは面白くないので、今回は盗塁を「刺す」役目を担う捕手に着目してみよう。
 現在、セの盗塁阻止率トップは梅野隆太郎(阪神)の.367、パのトップは甲斐拓也(ソフトバンク)の.379。
 盗塁阻止は投手との共同作業とはいえ、3割台後半の阻止率は現代野球では立派な数字だ。
 一方で、中日の松井雅人は.172、日本ハムの大野奨太は.100と、今季はほとんど盗塁を防げていない。
 正捕手の盗塁阻止率が低いこの2球団と今週対戦するチームから候補を挙げるとすれば、巨人なら重信慎之介。広島なら盗塁王・田中はもちろん、鈴木誠也、安部友裕あたりは押さえておきたいところだ。
 パ・リーグは日本ハムと対戦するオリックス、楽天ともに盗塁数の少ないチームだが、注目したいのがウィーラー(楽天)。
 体重100キロの助っ人4番打者ながら、今季はすでにチームトップの7盗塁。不調にあえぐチームの雰囲気を、ウィーラーの意外性あふれる盗塁がガラッと変えるか!?

省エネ投球

 「省エネ投球」の条件は「1イニングを9球以内で無失点」。これは意外と難しい。
 通常、投手は1イニング平均で16~17球を投げるとわれているが、ここで参考にしたいのがセイバーメトリクスで用いられるP/IPという数値。1イニングあたりの平均球数を示すもので、投手の「省エネ力」をはかるには最適な指標といっていいだろう。
 セのトップは菅野智之(巨人)の15.1。すでに自己最多タイとなる13勝をあげている巨人のエースは、投球効率もリーグトップクラスだ。
 加えて、15.5でセ2位の秋山拓巳(阪神)、15.6で同3位の田口麗斗(巨人)も押さえておきたい。

 パは美馬学(楽天)が14.9でトップ。15.1で同2位の松葉貴大(オリックス)、15.3で同3位の東浜巨(ソフトバンク)がそれに続く。
 リリーフ陣でいえば、13.7と抜群の省エネ投球力を見せる福山博之(楽天)、パ・リーグ史上初の3年連続40セーブを記録し、P/IPも14.6と優秀なサファテ(ソフトバンク)が有力だろう。

<記者:花田雪>


バックナンバー

第17回 「マルチヒット」と「ダブルプレー獲得」<記者:氏原英明>

第16回 「猛打賞」と「勝利投手」 <記者:大利実>

第15回 「長打ヒット」と「イニング無失点」 <記者:花田雪>

第14回 「ツーベースヒット」と「イニング無四球投球」 <記者:花田雪>

第13回 「打点」と「三者凡退」 <記者:氏原英明>

第12回 「2連続奪三振」と「ホームラン」 <記者:大利実>

第11回 「マルチヒット」と「三球奪三振」 <記者:菊地高弘>

第10回 「ホームラン」と「勝利投手」② <記者:花田雪>

第9回 「ホームラン」と「勝利投手」① <記者:氏原英明>

第8回 「得点」と「イニング無四球」<記者:花田雪>

第7回 「盗塁」と「省エネ投球」<記者:大利実>

第6回 「打点」と「三者凡退」<記者:菊地高弘>

第5回 「猛打賞」と「セーブ」<記者:氏原英明>

第4回 「マルチヒット」と「2連続奪三振」<記者:菊地高弘>

第3回 「ツーベースヒット」「ダブルプレー獲得」<記者:大利実>

第2回 「ホームラン」「勝利投手」<記者:花田雪>

第1回 「得点」「三球奪三振」<記者:氏原英明>

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