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プロ野球記者が語る!今週の活躍予想 ※9/5(火) 11:00更新
09月05日 11:00
お知らせ
プロ野球が好きだ!2017
ソフトバンクが優勝マジックを点灯させ、ラストスパートの気配!
一方の広島は、マジックが点いたり消えたりと、ファンもヤキモキしている……!?
記者さんに先週のコラムで予想してもらったのは「ホームラン」と「2連続奪三振」。果たして的中結果は!?
各チーム、投打の主役がしっかりと仕事をこなしているネ!
特にソフトバンクの石川柊太投手は、8月31日に大谷翔平投手に投げ勝って6勝目!育成出身から大ブレイクだ!
さぁ、そろそろ優勝の行方が見えてきた今週、テーマは「盗塁阻止」と「ホールド」だよ!
キャッチャーの「盗塁阻止」は、「盗塁阻止率」から見ていくのが一番予想を立てやすい。
9月2日現在、パ・リーグは.355の甲斐拓也(ソフトバンク)、.333の炭谷銀仁朗(西武)、セ・リーグは中村悠平(ヤクルト)が.370、小林誠司(巨人)が.366を残し、トップ争いを繰り広げている。
確率的に見れば、この4人の名前を挙げておけば、大外れはない。ちなみに、昨年は炭谷が.317、小林が.356で阻止率1位。強肩が売りの小林の安定感が光る。
一方で、「盗塁阻止率が高い」となれば、相手ランナーの盗塁企図そのものが減る場合がある。
今年でいえば、甲斐と小林のときにその傾向が強い。たとえば、セ・リーグの小林と中村を比べると、相手の企図数は小林が41で、中村は73。
そう考えると、企図数が多いうえに、盗塁阻止率が高い中村のほうがランナーを刺す可能性は高いといえる。
ただ、火曜日から巨人が戦うのは中日。チームとしての盗塁企図数がリーグ2番目に多く、積極果敢に走ってくる。
成功率はリーグ3番目と決して高いわけではない。盗塁数21個(リーグ3位)を誇るルーキー京田陽太の足と小林の肩の対決に注目だ。
投手の「ホールド」は細かい規定がいくつもあるが、大まかな条件は次の4つ。
①先発投手、勝利投手、敗戦投手、セーブ投手ではない。
②自チーム最終守備イニングの3アウト目を取った投手ではない。
③1アウト以上を取る。
④走者を残して降板したあと、その走者が同点または逆転の走者としてホームインしていない。
簡単にいえば、「好投した中継ぎ投手」の記録ということ。先発や抑えには適用されない。
パ・リーグの本命は「8回の男」岩崎翔(ソフトバンク)。シーズン開幕時から好調を維持しているが、8月5日に浅村栄斗(西武)に2ランを浴びて以降、12試合連続無失点。この間、37打数2安打と完ぺきな投球を見せている。現在35ホールドで、パ・リーグ記録の45(2012年増井浩俊)に迫る勢いである。
セ・リーグは、首位を追いかける阪神の桑原謙太郎(33ホールド)、マテオ(31ホールド)が有力候補。
さらに、11戦連続無失点で防御率0.00を続ける石崎剛も、面白い存在となる。
バックナンバー
第19回 「ホームラン」と「2連続奪三振」<記者:菊地高広>
第18回 「盗塁」と「省エネ投球」<記者:花田雪>
第17回 「マルチヒット」と「ダブルプレー獲得」<記者:氏原英明>
第16回 「猛打賞」と「勝利投手」 <記者:大利実>
第15回 「長打ヒット」と「イニング無失点」 <記者:花田雪>
第14回 「ツーベースヒット」と「イニング無四球投球」 <記者:花田雪>
第13回 「打点」と「三者凡退」 <記者:氏原英明>
第12回 「2連続奪三振」と「ホームラン」 <記者:大利実>
第11回 「マルチヒット」と「三球奪三振」 <記者:菊地高弘>
第10回 「ホームラン」と「勝利投手」② <記者:花田雪>
第9回 「ホームラン」と「勝利投手」① <記者:氏原英明>
第8回 「得点」と「イニング無四球」<記者:花田雪>
第7回 「盗塁」と「省エネ投球」<記者:大利実>
第6回 「打点」と「三者凡退」<記者:菊地高弘>
第5回 「猛打賞」と「セーブ」<記者:氏原英明>
第4回 「マルチヒット」と「2連続奪三振」<記者:菊地高弘>
第3回 「ツーベースヒット」「ダブルプレー獲得」<記者:大利実>
第2回 「ホームラン」「勝利投手」<記者:花田雪>
第1回 「得点」「三球奪三振」<記者:氏原英明>
一方の広島は、マジックが点いたり消えたりと、ファンもヤキモキしている……!?
記者さんに先週のコラムで予想してもらったのは「ホームラン」と「2連続奪三振」。果たして的中結果は!?
D | ゲレーロ | 2試合(6試合) |
Bs | T-岡田 | 2試合(6試合) |
L | 山川穂高 | 2試合(6試合) |
DB | ロペス | 1試合(6試合) |
D | 福田永将 | 1試合(6試合) |
Bs | 吉田正尚 | 1試合(6試合) |
S | バレンティン | 0試合(6試合) |
E | ウィーラー | 0試合(6試合) |
F | レアード | 0試合(5試合) |
H | 柳田悠岐 | 0試合(5試合) |
H | デスパイネ | 0試合(5試合) |
C | エルドレッド | 0試合(3試合) |
H | サファテ | 2試合(3試合) |
DB | 山﨑康晃 | 1試合(2試合) |
D | 小笠原慎之介 | 1試合(1試合) |
H | 石川柊太 | 1試合(1試合) |
E | 則本昂大 | 1試合(1試合) |
G | 菅野智之 | 0試合(1試合) |
DB | 濱口遥大 | 0試合(1試合) |
G | 畠世周 | 0試合(1試合) |
H | バンデンハーク | 0試合(1試合) |
F | 増井浩俊 | 0試合(1試合) |
各チーム、投打の主役がしっかりと仕事をこなしているネ!
特にソフトバンクの石川柊太投手は、8月31日に大谷翔平投手に投げ勝って6勝目!育成出身から大ブレイクだ!
さぁ、そろそろ優勝の行方が見えてきた今週、テーマは「盗塁阻止」と「ホールド」だよ!
盗塁阻止
キャッチャーの「盗塁阻止」は、「盗塁阻止率」から見ていくのが一番予想を立てやすい。
9月2日現在、パ・リーグは.355の甲斐拓也(ソフトバンク)、.333の炭谷銀仁朗(西武)、セ・リーグは中村悠平(ヤクルト)が.370、小林誠司(巨人)が.366を残し、トップ争いを繰り広げている。
確率的に見れば、この4人の名前を挙げておけば、大外れはない。ちなみに、昨年は炭谷が.317、小林が.356で阻止率1位。強肩が売りの小林の安定感が光る。
一方で、「盗塁阻止率が高い」となれば、相手ランナーの盗塁企図そのものが減る場合がある。
今年でいえば、甲斐と小林のときにその傾向が強い。たとえば、セ・リーグの小林と中村を比べると、相手の企図数は小林が41で、中村は73。
そう考えると、企図数が多いうえに、盗塁阻止率が高い中村のほうがランナーを刺す可能性は高いといえる。
ただ、火曜日から巨人が戦うのは中日。チームとしての盗塁企図数がリーグ2番目に多く、積極果敢に走ってくる。
成功率はリーグ3番目と決して高いわけではない。盗塁数21個(リーグ3位)を誇るルーキー京田陽太の足と小林の肩の対決に注目だ。
ホールド
投手の「ホールド」は細かい規定がいくつもあるが、大まかな条件は次の4つ。
①先発投手、勝利投手、敗戦投手、セーブ投手ではない。
②自チーム最終守備イニングの3アウト目を取った投手ではない。
③1アウト以上を取る。
④走者を残して降板したあと、その走者が同点または逆転の走者としてホームインしていない。
簡単にいえば、「好投した中継ぎ投手」の記録ということ。先発や抑えには適用されない。
パ・リーグの本命は「8回の男」岩崎翔(ソフトバンク)。シーズン開幕時から好調を維持しているが、8月5日に浅村栄斗(西武)に2ランを浴びて以降、12試合連続無失点。この間、37打数2安打と完ぺきな投球を見せている。現在35ホールドで、パ・リーグ記録の45(2012年増井浩俊)に迫る勢いである。
セ・リーグは、首位を追いかける阪神の桑原謙太郎(33ホールド)、マテオ(31ホールド)が有力候補。
さらに、11戦連続無失点で防御率0.00を続ける石崎剛も、面白い存在となる。
<記者:大利実>
バックナンバー
第19回 「ホームラン」と「2連続奪三振」<記者:菊地高広>
第18回 「盗塁」と「省エネ投球」<記者:花田雪>
第17回 「マルチヒット」と「ダブルプレー獲得」<記者:氏原英明>
第16回 「猛打賞」と「勝利投手」 <記者:大利実>
第15回 「長打ヒット」と「イニング無失点」 <記者:花田雪>
第14回 「ツーベースヒット」と「イニング無四球投球」 <記者:花田雪>
第13回 「打点」と「三者凡退」 <記者:氏原英明>
第12回 「2連続奪三振」と「ホームラン」 <記者:大利実>
第11回 「マルチヒット」と「三球奪三振」 <記者:菊地高弘>
第10回 「ホームラン」と「勝利投手」② <記者:花田雪>
第9回 「ホームラン」と「勝利投手」① <記者:氏原英明>
第8回 「得点」と「イニング無四球」<記者:花田雪>
第7回 「盗塁」と「省エネ投球」<記者:大利実>
第6回 「打点」と「三者凡退」<記者:菊地高弘>
第5回 「猛打賞」と「セーブ」<記者:氏原英明>
第4回 「マルチヒット」と「2連続奪三振」<記者:菊地高弘>
第3回 「ツーベースヒット」「ダブルプレー獲得」<記者:大利実>
第2回 「ホームラン」「勝利投手」<記者:花田雪>
第1回 「得点」「三球奪三振」<記者:氏原英明>