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プロ野球記者が語る!今週の活躍予想 ※10/13(金) 11:00更新

10月13日 11:00
お知らせ
プロ野球が好きだ!2017
 レギュラーシーズンが終わり、明日からはついに日本シリーズ出場をかけたクライマックスシリーズが開幕!
 負けられない戦いを制するのは一体どこの球団か……。泣いても笑っても今年のプロ野球はあと少し!

 「活躍予想コラム」もCS、日本シリーズのあと2回!
 まずはシーズン最後の予想的中結果だ!

マルチヒット
E銀次1試合(7試合)
E茂木栄五郎1試合(6試合)
E藤田一也1試合(6試合)
Eウィーラー1試合(6試合)
L山川穂高1試合(2試合)
L外崎修汰1試合(2試合)
L源田壮亮0試合(0試合)

3球奪三振
Bs近藤大亮1試合(2試合)
H嘉弥真新也1試合(1試合)
E高梨雄平0試合(2試合)
E松井裕樹0試合(0試合)
Hサファテ0試合(0試合)
Hモイネロ0試合(0試合)

 シーズン終盤は主力選手を温存するチームも多く、特に投手の予想は難しかった!?

 今回はセ・パのクライマックスシリーズ全試合を対象に「長打ヒット」、「イニング無四球」を予想してもらうよ!

プロ野球記者が語る!今週の活躍予想

長打ヒット

 強力打線を誇る西武には、「長打ヒット」の候補者が多い。
 リーグ最多の38二塁打を放った秋山翔吾、27本塁打の中村剛也、23本塁打の山川穂高、34二塁打&19本塁打の浅村栄斗らは確実に押さえておきたい。また、新人王当確の源田壮亮は「長打」のイメージこそないが、10三塁打はリーグトップ。クリーンナップにマークが集中した場合、意外な一打でチームを救う可能性も高い。
 楽天はウィーラー、ペゲーロ、アマダーの「助っ人20本塁打トリオ」、最終戦で4安打の固め打ちを見せた茂木栄五郎がベター。また、シーズン終盤にレギュラーに定着したオコエ瑠偉も、体調不良での登録抹消から復活予定。次の塁を積極的に狙うスタイルが「長打」を生む可能性は高い。
 ソフトバンクは本塁打、打点の二冠王に輝いたデスパイネを筆頭に、松田宣浩、内川聖一に注目。意外性を狙う意味では今宮健太をおすすめしたい。

 DeNAはロペス、筒香嘉智、宮崎敏郎のクリーンナップに加え、桑原将志がリーグ3位の38二塁打を放っている。
 ファーストステージは左中間、右中間が広い甲子園だけに、スピードのあるタイプの打者にも注目だ。
 阪神は今季主軸に成長した中谷将大、ベテランの福留孝介、糸井嘉男、鳥谷敬らを押さえつつ、スピードとパンチ力を兼ね備え、今季一皮むけた感のある上本博紀のバットに期待したい。
 広島打線はどこからでも長打が出るのが最大の武器。田中広輔、丸佳浩、エルドレッドはもちろん、鈴木誠也の代役4番を見事に務め上げた松山竜平、一発こそないがしぶとい打撃を見せる安部友裕を予想しても面白い。

イニング無四球投球

 「イニング無四球投球」は、達成確率の高い先発投手を予想するのは大前提。その上でリリーフ陣から候補を探りたい。
 9イニングあたりの四球数を表すBB/9という指標をもとに、クライマックスシリーズ出場6チームのリリーフ投手を見ていくと、パ・リーグでは牧田和久(西武)の0.72という数字が際立つ。58試合、62回2/3を投げて与四球5は驚異的な数字だ。
 抜群の安定感を誇ったソフトバンクリリーフ陣もサファテ=1.36、森唯斗=1.68、岩嵜翔=1.99と四球を出さない投球が持ち味。
 楽天は福山博之が2.11と安定しているが、クローザーの松井裕樹は4.44と、「三振か四球」という投球スタイルのため、外しておいた方がよさそうだ。

 阪神は最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した桑原謙太朗が1.37と、セ・リーグリリーフ投手の中ではトップの数字を誇る。
 それに続くのが山﨑康晃、砂田毅樹(ともにDeNA)。この3投手は確実に押さえておきたいところだ。また、
 荒れ球の印象が強いドリス、マテオの阪神助っ人コンビも、BB/9はそれぞれ2.43、2.59と優秀な数字を誇っている。
 優勝した広島のリリーフ陣は、ジャクソンが2.76とまずまずの数字も、一岡竜司(3.09)、中﨑翔太(3.12)、今村猛(3.78)、中田廉(3.86)と軒並みBB/9が3以上。
 広島に限ってはリリーフはあえて外し、野村祐輔、大瀬良大地といった先発陣だけに期待をかけるのもいいかもしれない。

<記者:花田雪>


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第6回 「打点」と「三者凡退」<記者:菊地高弘>

第5回 「猛打賞」と「セーブ」<記者:氏原英明>

第4回 「マルチヒット」と「2連続奪三振」<記者:菊地高弘>

第3回 「ツーベースヒット」「ダブルプレー獲得」<記者:大利実>

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